1/8 セーラームーン
裸の天使バージョン
(羽根うさ)

(原型製作 宮崎達也/うさこの部屋)
セラムンシリーズ200話、最終回に登場したセーラームーン最終形態とでもいうんですかね?

 この作品はJAF−CONで精力的にセラムン作品(ブラックレディ以外は全て月野うさぎです。)をリリースしてきた宮崎達也氏(うさこの部屋)の作品です。JAF−CON7(98年)、JAF−CON8(99年)でガレージキットとしてリリースされた作品です。既にJAF−CON6(97年)時点で展示という形で発表されていた作品なのですが、当初は商品としての構成上の問題からキット化の予定はなかったそうです。

 ・・・・・・・・・・っていうか白状してしまいますと、私がどうしてもこれ欲しくていろいろと暗躍してキットにするように仕向けました(笑い)。

 私ね、宮崎氏のセラムン作品はかなり買っているんです。はっきり言って有名原型師の作品より「セラムン作品としての質」は宮崎氏の作品の方がはるかに上です。で、これは展示状態で見て、もうクラクラってきちゃったのですね。この時点で既に宮崎氏とは多少の交流があったので「型抜きさせてもらって譲ってもらう」(展示物は着色した原型そのものだった)ってことも出来たかも知れません。でも絶対この作品は展示だけで済ませてはもったいない。絶対セラムンファンに喜ばれるはず。絶対キットにするべきだ。相田のおせっかいが始まりました。

 ただ、これ商品にする場合いろいろと問題があります。最大の問題は羽根ね。理想を言えば羽根の原型を製作しレジン製の羽根をつける。しかしこれでは生産コストがかかりすぎ、かなり高額商品になってしまいます。また一から羽根の原型を作らなければなりません。またこの作品にはレジン製の羽根よりこちらの方がいいでしょう?かといって手作りの羽根を着けるのも、手間隙、人件費を考えると非現実的です。でね、説明書を充実させて作り方を示す。必要な材料(羽根)はキットに付属させるって形でキット化したらどうかと提案しました。実はこれでも羽根の材料費が結構かかるのですがあまり高額な商品にならないようにするにはこれが一番合理的な方法でした。ただまあ、お客さんが実際にこのように羽根を加工できるか・・・・・少し問題が残りました。羽根は説明書の指示に従い付属の無数の羽根を適当な大きさにカットして金属線の骨組みに貼り付けていくという方法で製作することになります。やってみると慣れはひつようですがそう困難なことでも有りませんでした。レジン製のパーツを磨いて、下地を処理して塗装することを考えるとかえってこの方が楽ではないかと思いました。もっとも相田がそう感じているだけで実際に買われた方の中にはどうやってこれ作るの?って途方にくれた方もいらっしゃるかもしれません。

 ともかく、相田の欲望を満たすために強引にキット化されることになった(?)この作品。イベントの時は大人気作品となり、うさこの部屋の最大のヒット作品になりました。また余談ですが、相田が「エターナルセーラームーン」を製作する際、この作品を大変意識しました。素敵な作品にしないといけないと思ったのです。宮崎氏の作品が存在しなかったらずっとレベルの低い作品になっていたかもしれないですね。

 ちなみに相田は念願のキットが手に入ってとても嬉しかったので、JAF−CON7の後、直ぐに製作しました。実はこの完成品がJAF−CON8の際には「うさこの部屋」の完成見本として展示されることになりました。セラムン作品は版権許諾条件として版元に完成品を納める義務があるのですが、宮崎氏はこのとき多忙でイベントでの見本用完成品を製作している余裕がなかったのです。人様の作品と一緒に作品を並べてみる機会はあまりないのですが、色使いがあまりに異なっていたので2人で苦笑してしまいました。


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 キット製作・相田和与

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