プリンセス.セレニティー (VOLKS製 1/4) 

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( イベント限定組み立てキット 商品名はセーラー セレにティーでした
原型製作 円句昭浩 (造形村) 価格は28000円

 ..1997年夏のガレージキットイベントでリリースされた作品です。VOLKSがリリースするセーラームーン関係の作品としては初めての物となります。(その後、アニメ版の究極セーラーセレニティ、究極セーラームーンなる商品をリリースしていますが、究極なのは価格のみっといった商品なのでここでは特に取り上げず,爆)

 さてこの年の2月をもってTVアニメーションとしてのセーラームーンは終了しました。番組放映期間中は版元の方針などもありセラムンのガレージキットのリリースは一部メーカーのみに限られていました。(版権元が同種の形態の商品のライセンスを同業他社に許諾しないというのは珍しいことではない。市場での食い合いを防ぐためには当然ともいえる措置。その代わり多くの商品をリリースすることが求められたり、独占契約料の支払いを求められることもあるようです。)
 そしてイベントでのセラムン作品のリリースも当日版権という形でJAF-CONのみに限定されていました。ちなみにJAF-CONはイベントの主催,共催としてB社が名を連ねており,その関連でセラムン関係作品のリリースが販売数量が限定されるものの許諾されていました。この作品も当初JAF-CON6(7月開催)での当日版権でのリリースと思われていたのですが,翌月開催のワンダーフェスティバル(WF)でも販売されました。つまりこの作品は当日版権でリリースされた作品ではなく正規の一般的な版権でリリースされた作品だったのです(商品に貼られている証紙も一般商品用のものでした)。番組の終了に伴い版権の取り扱い方針が変更されることは珍しくありません。番組の放映が終わることにより、それまで関連商品を独占的にリリースしてきたメーカーは商品の販売を行わなくなります。そのため独占の形態が撤回されさまざまなメーカーにセラムンの版権が許諾されるようにもなるのです。もっとも,今更セラムンの版権が許諾されても商売としておいしいとは思われないようで実際にその後セラムン作品を新たに販売するメーカーはほとんどいないのですが。(涙)
<キットに関して>


 
この作品ですが、VOLKSさんが,「ドール」関係の商品に力を入れ始めたころの作品です。そのためか種過渡期に生まれたストレンジな作品といった感が少なからずあります。「ドールの世界にガレキの世界の優れた面を盛り込む」っといったコンセプトで製作された作品だと思うのですが、リアルタッチのフィギュアにこの程度(お人形の衣装としては悪くないけど)の衣装を着せては違和感がけっこうありますよね。
 ただ相田自身何か新しいことを模索するっていう姿勢は好きなのでこの作品は結構気に入っています。とはいうものの、結局今現在のVOLKSさんのドール商品ってよくできたドールだとは思うのですが、当初目指していたらしいドールにガレキの優れた点を盛り込むというコンセプトはいつの間にかどっかに消えてしまったようですね。メーカ自体は自社商品をドール(お人形)を超えた存在って意味で「ドルフィー(ドール+フィギュア>ドール)」とか称しているようですが。(<ちょっと偉そう?VOLKSさんじゃないよ。相田の発言がだよ。失笑)

 フィギュア自体は、円句氏によって作られた力作です。円句氏独特のリアルタッチで面白い作品になっています。もっともセラムンファンがこういった作風を好むかはかなり疑問ですが(円句作のキューティーハニー空山版とかに比べれば違和感バリバリ)。私個人はこのコンセプトのセレニティーならありだと思って購入しました。JAF-CON,WF限定の商品ということだったのですが、秋頃には一部小売店でも目にすることがありました。結局イベントだけで売り切れず小売店にも卸したのね。VOLKSさんよくやるんだ、こういうこと。イベントの2月後、都内の量販店で15%OFFで売られているの見たときは心の中で暴れましたよ。もっともその時点で相田はこのキット既に完成させていました。多分直ぐに買ってなかったら完成することは無かったでしょうから、まっ、良しとしましょう。

 衣装は布製で完成済み。衣装の出来はそこそこだとは思うのですが、このリアルタッチフィギュアに着せるには少々役不足の感があります。またドールの衣装としても、自分でドールの衣装をつくっちゃう人見ればチープな出来だそうです。
 ボディ関係はきれいな肌色で成型されたレジン製です。未塗装でもそれなりに見えるきれいな成型色でした。サイズがサイズなので製作は多少体力勝負になってしまいますが,塗装しやすいパーツの構成になっていますので製作自体はかなり容易でした。リアル系の作品なので瞳の塗装の仕方が大事だと思うのですがこれはあまり上手くいきませんでしたね。出来れば書き直したいところです。ちょっと怖い感じになってしまった。また円句氏の作品に少なからず見られる特色なのですが首が少々たくましすぎますね。頭の幅と首の幅がほとんど同じだ(爆笑)。できれば修正したいところでしたが,大変そうなので止めておきました。
 ところで衣装が布製ということは着せ替えが出来るということですが1/4サイズの市販のドール衣装なんて無いようですから、
脱がすことが出来るだけですね。(大バカ)

 ( キット組み立て,塗装 = 相田和与 )

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